アウトラインって何?
『フォント』って聞いたことありますか?
そうです!「書体」のことです!
『ゴシック』とか『明朝』など書体の種類によって形が変わります。
お客様がご使用されている書体が、 GO!GO!不動産のパソコンには同じフォントがない場合、お客様がご使用されているフォントが違うフォントに置き換わる『文字化け』という現象がおきます。
「お客様が打った文字」
「弊社で見ると文字が変わってしまう」
このような場合に文字の『アウトライン』をとれば、文字が図形になって、見たままの状態が保たれます。
文字のアウトライン作成について
①レイヤー、オブジェクトのロックを解除します。
②すべてを選択したまま「文字」→「アウトライン作成」を選択しアウトラインを作成します。
③フォント検索
「書式」→「フォント検索」を選択します。
フォント名が何も表示されなければ、全ての文字がアウトライン化されています!
画像について
弊社は画像のリンクを推奨!!
『リンク切れ』って聞いたことありますか?
データに画像を使用する場合は①リンク画像または②埋め込み画像の2つの方法があります。
①リンク画像について
リンク画像の場合は使用している画像を同じフォルダに入れて、データを送信してもらわないと『リンク切れ」になってしまいます。
画像がない場合は表示されません。
Illustrator データ
出力するデータです。
実際のサイズの1/10で作成してください。
(比率を合わせる)
画像データ
データ上必要な場合は、画像データを添付して下さい。
(リンク状態の場合)
出力見本
出力時の間違い防止等で必要となります。
必ず添付してください。
(JPG/PDF)
2015_9_10_GOGO
【発注年月日_お名前】
②埋め込み画像について
画像の配置をする時に、ファイル→配置→ロリンク リンクのチェックをOFFにすれば、理め込み画像で配置されますがデータ容量が多くなり、作業効率が落ちる為おすすめできません。
①ファイルから「配置」を選びます。
②配置を選ぶ前に「リンク」をOFFします。
③リンクオプションの▼マークを押すと、「画像の埋め込み」というのが出てきます。
こちらの「画像の埋め込み」をするとできます。
④このマークが出ていれば、埋め込みができている印です!
画像の埋め込みをすると容量が大きくなってしまうため、リンク状態で入稿してください。
画像解像度とは?
「画像の解像度が低くて使用できません」などと言われたことはありますか?
難しい内容のことかもと思うかもしれませんが、『画像のきめ細かさ』を表すことです。
数値で表すと『dpi』(dot per inch(ドットパーインチ))という単位で表します。
1inchの中に
5個のdot(点)がある状態。
この辺が1inchだとすると、
このようになります。
1inchの中に
10個のdot(点)がある状態。
点が多いほど、きめ細かくなります。
1inchの中にドットがどれだけあるかってことなんですね!
解像度が『高く』なるほど1inchの中にたくさんの点があることなので、点が多くなりきめ細かくなるのでキレイに見えます。
GO!GO!不動産で好評の現場シートで使用する画像は、原付の1/10サイズ(例えば)1800×3600mm→180×360mmでデータを作成した際に解像度が300~350dpi必要です。
パソコン上でキレイに見えるのに印刷したら、すごく粗いというのは解像度が低いってことだよ!
ホームページに使用している画像などは72dpiくらいしかないから、要注意です。
解像度が低いデータを高くすることはできないので注意が必要だね!
「画像解像度」の確認方法について
①イメージから「画像解像度」を選びます。
②サイズを原寸(1/10)にした場合の
「画像解像度」のチェックしましょう。
カラーモードとは?
「RGB」と「CMYK」を聞いたことはありますか?
どちらもカラーモードを表す略語です。
「RGB」は光の三原色、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のかけ合わせで様々な色を表現し、全てが重なると「白」になります。
液晶ディスプレイ、デジカメなどの画像で再現に使用されます。
「CMYK」は色の三原色、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、k(黒)の略語で、CMYが重なると黒になります。
家庭用のインクジェットプリンターなどで使用されるインクを見ればわかりますよね!
黒は、CMYで再現される黒色を補足するために用います。
RGB=光の三原色
※赤と青と緑の光が合わさると白色に光が見えます。
CMY=色の三原色
※シアンとマゼンタとイエローのインクが合わさると黒色になります。
お客様からのデータ入稿のイラストレーターでも、カラーの形式が「RGB」で作成しているケースがあります。
または、写真データのみ、「RGB」だったりします。
印刷をするとなると「RGB」の設定がら「CMYK」に置き換えられます。
どうしても色の発色が変わってしまいます。
始めからデータを作成する際に「CMYK」で作成をお願いします。
RGB 画像
CMYK 画像
RGB画像をCMYKに変換すると…このように発色が変わります。